Rails と Ruby 1.9.x: Yehuda Katz のコメント

今朝、Google groups の rubyonrails-core に流れた Yehuda Katz 氏(Railsコアチームの中心メンバーの一人)のコメントが目にとまった。

スレッドの主 Czarek 氏は、Ruby 1.9 + Rails 2.3.5 の組み合わせでは文字コード関連の様々な問題に遭遇するので、Ruby 1.8.7 を使用するように警告を出すべきではないか、と示唆している。

Katz 氏は、この考えについて「That seems good.」と回答し、「個人的には、僕は Ruby 1.9.2 が出て、既知の問題がすべて解決されるまで、本番環境の Rails アプリケーションを走らせることはないだろう」とコメントしている。

また、Katz 氏は「Ruby 1.9は歴史的にRailsにとって厄介な数多くの問題を引き起こしてきた」と書き、(特定の仕様に関しては)「Rails のコアチームは、Ruby のコアチームに対して判断を撤回するようロビー活動することができたはず」とも書いている。

さらには、これらの問題に片が付くまで、1.9.x は「DOA」だとまで述べている。Dead on Arrive = 到着時死亡。

Rails 3.0 リリースが差し迫る中、Ruby 1.9 の受容は進んできているのかなと私は勝手に想像していたのですが、必ずしもそうではないようですね。